ベネトー
肥沃な大地と温暖な気候に恵まれ、小麦、トウモロコシを始めとする農産物に恵まれ、酪農も発達しています。ワインの生産量では、ブーリア、シチーリアに次ぎ第3位だが、DOCG,DOCなどの上級ワインの生産は第1位を誇ります。
シエクスピアの「ロメオとジュリエット」の舞台として有名なヴェローナは、ワイン生産地域として州の中心に位置します。ここでは、毎年春先に世界最大規模のワイン見本市が開催され、イタリアのみならず外国からも多くの専門家が訪れるようになり、この地域のワイン造りにも影響を与え、量産から品質志向になってきています。
ヴェネトのワインと言えば、何と言っても、白の「ソアーヴェ」と赤の「バルドリーノ」と「ヴァルポリチェッラ」がよく知られているが、ヴェネトのDOCワインで量的に多いのは、国際品種かその混醸ワインです。
ワインボトルは
Classico (クラツシコ)
古くからそのワインを生産していた特定の地域を言い、この語の付くワインは、付かないワインより一般的には上質と捉えることができます。
よく目にするワインの例として、「キヤンティ」と「キャンティ・クラッシコ」。
*地区名加えて表示したワインもあり、通常のものより上質と捉えるが、「クラッシコ」を名乗る地区がある場合は、「クラッシコ」の次に来るランク付けと捉えるのは一般的です。
ワイン用手提げ紙袋は
Superiore (スペリオーレ)
Riserva(リゼルヴァ)
「リゼルヴァ」の付かない通常のワインより、アルコール度数、熟成期間を超えたワインで、 規定により、その度数・期間は定められている。通常のワインより当然上質であり、上級酒を意味する。DOC(G)ワインには、大半がこの「リゼルヴァ」の付くワインと付かない通常のワインと2種類がある。
ワインボトルは
モスカート・ダスティ
イタリアのピエモンテ州において白ぶどうであるモスカート・ビアンコ種を用いて作られる微発砲のワインで、1993年にDOCGに認定された。産地はアスティ地域であり、行政的にはアレッサンドリア県、アスティ県、クーネオ県で生産されたものが認定されています。
元々は地元での消費を目的に家族経営規模の小規模ワイナリーで生産されている事が多く、イタリア国外への出荷量は少なかったが、近年は国際的にも認められて生産量、海外への輸出量ともに増加しています。
名称の「モスカート」とはマスカット (ブドウ)の事であり、ダ・アスティすなわち、アスティ地域のマスカットで作られたワインという意味です。 果汁に含まれる糖分の多くがアルコールに分解されてしまう前に発酵を止めるので、結果としてアルコール分は抑えられて飲み口は甘くなります。
ワイン用手提げ紙袋はリカーボトルバッグス